研究参加施設の募集

日本腎栄養代謝研究会(旧:日本腎不全栄養研究会)臨床研究
「慢性腎臓病患者の保存期食事療法が腎機能低下抑制に及ぼす効果についての多施設研究」

2015年7月5日(日) 第3回日本腎不全栄養研究会学術集会・総会 承認
2016年6月29日(水) 東京医科大学医学倫理委員会 承認(承認番号 2016-022)
2016年12月6日(火) UMIN登録(UMIN試験ID:UMIN000025141)

研究概要

食事療法が重要となる慢性腎臓病(CKD)ステージG3a(GFR45~59ml/分/1.73m2)および3b(GFR44ml/分/1.73m2以下)以降の患者の食事指導経過を観察し、腎機能低下速度の抑制や透析導入の遅延をもたらす適正なたんぱく質摂取量と栄養状態維持に必要な適切なエネルギー摂取量を明らかにすることにより、エビデンスに基づいたCKD食事療法の確立と食事療法基準の改訂に貢献することを目指した研究である。

研究デザイン

前向きコホート研究、層別化研究

研究期間

2016年6月29日(倫理審査承認日以降)から2020年9月30日
追跡期間:登録後2年間

研究対象

当会員の管理栄養士自身が食事指導を実施している慢性腎臓病(CKD)ステージG3a以降の患者
*副腎皮質ステロイド投与中の患者は除外

研究方法

研究に参加登録した管理栄養士は、研究対象者に対し継続した栄養・食事指導を実施し、指導開始時、開始後3か月、6か月、12か月、24か月の経過をデータベースへ入力する。
研究代表者等は、収集したデータを解析・検証する。

研究組織

研究責任者:菅野 義彦(東京医科大学 腎臓内科学分野)
研究担当者:北島 幸枝(東京医療保健大学 医療栄養学科)
統計担当者:神田英一郎(東京共済病院 腎臓内科)
モニタリング者:佐中孜(江戸川病院 生活習慣病CKDセンター長)

募集方法

本研究に賛同する施設および会員を募集いたします。

本研究の各施設対象患者情報は、大学病院医療情報ネットワーク(UMIN)のインターネット医学研究データセンター(INDICE)のサービスを利用した登録システム(プロジェクト名:LPD01)を用い、データ管理を行います。そのため、対象患者情報を入力するために各施設代表者または会員それぞれに対してID、パスワードが必要となります。この登録手続きは、UMINまたは研究担当者が行います。本研究に賛同する会員は、研究代表者北島幸枝(y-kitajima@thcu.ac.jp)までご連絡をお願いいたします。研究計画書および同意書(施設のものでも可)のパスワード配信および本研究システムへのアクセスのためのID、パスワード発行の手続きを行います。
登録システムへのID、パスワードがお手元に届き次第、研究スタートとなり、研究対象患者の登録および各継続観察期間の情報入力となります。

本研究は、登録症例数が多いほど正確な検証ができ、本研究会から有益な成果を報告することができます。ぜひ、本研究にご参加くださいますようお願い申し上げます。

本研究に関する連絡先

日本腎栄養代謝研究会常任幹事
東京医療保健大学 北島 幸枝
〒154-8568 東京都世田谷区世田谷3-11-3
TEL:03-5799-3712(内線362)
e-mail:y-kitajima@thcu.ac.jp

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